【ワーホリ実録】保険どれにしたらええねん

insurance ワーホリ
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カナダ現地に到着済みのニート、こぼれ雨でござる。

いろいろと発信したい情報があるくせに計画性は皆無なので、書きやすかった記事から仕上げた。

 

それがワーホリ勢必須『海外保険』でござる。

 

前提条件

caution

 

先にお伝えしておくと、ここで語るのはあくまで拙者の「カナダワーホリ(2025年)」の場合でござる。

この先ルールが変わるかもしれないし、行き先が別の国ならまた話も変わってくるだろう。

 

そこんとこだけよろしく。

 

で、カナダのワーホリなんだが、入国時に空港にある移民局で『Work Permit』を発行してもらう。

これが俗に「ワーホリビザ」「就労許可証」と呼ばれているものでござる。

 

この時、滞在期間をカバーする医療保険に入っていないとビザが降りない。

なーんかSNSとかではたまに

 

「医療保険なしでもいけた☆」

「クレカ付帯ので十分☆」

 

とかいう体験談が川上からドンブラコ、ドンブラコと流れてくる。

が、拙者ならこれらを鵜呑みにできぬ。

 

この辺は流派とか個人の体験談とか、言ってしまえばその人が信じている「最善」でしかない。

また、これらの詳しい主張をこの記事で解説する気はないので、気になる人は自力でググってくだされ。

 

ちなみに拙者はこの移民局で「保険の証明書を見せてくれ」と職員ニキに言われました。

なので、拙者の持論としては『滞在期間分の医療保険要ります!』

※滞在期間分なので、例えば半年で帰国する人は半年分入っておけばいい

日本vs現地

AorB

 

わざわざこんな隅っこブログまでリサーチにきた検索のプロならすでに履修済みかと思われるが、保険には日本のものと現地のものがある。

2つの違いはこんなかんじ↓

日本

・高い(大体20万以上)

・医療保険以外も付帯(飛行機遅延補償など)

・日本語サポートあり

・支払いは基本的に保険屋におまかせ

・キャッシュレス対応が多い

現地(海外)

・安い

・医療保険のみ

・英語対応

・一時的に立て替えが必要な場合あり

・キャッシュレス対応していないこともある

 

そう。日本の保険はクソ高い。

でも値段にさえ耐えられるならば、かなりメリットが多い。

 

さすがはオモテナシ大国・日本。

 

なお、SNSで聞いたところによると、コロナウイルスが流行って以降、保険料が上がっているらしい。

病院に駆け込まれることがかなり増えたのだろう。

 

一応拙者は現地の医療保険を『Best Quote』というサイトで見積もってもらった。

結果、1番安いやつはMedEC Visitors Emergency Health & Repatriation Insurance という保険会社のプランで年間約6万円。

これは補償金額も一番低く設定してみたシミュレーション結果なので、オプション次第ではもうちょい値上がりする。

 

補償内容としては、医療保険のみで飛行機遅延や生活動産を補償するものは付いてこない。

また、妊娠出産にかかる費用と歯科治療は基本的には補償されないパターンだった。

『現地の保険に入れば歯科治療がカバーされる』みたいなイメージがあるかもしれないが、それもオプション次第といったところでござる。

 

なお、例えばだがワーホリ勢に人気のバンクーバーはBC(ブリティッシュコロンビア)州の医療保険がある。

自分の滞在先の制度を調べてみて、そちらの方がより良ければ加入してみてもいいだろう。

 

また、そもそも拙者のようなアラサーニートではなく学生の皆様であれば、学生限定で加入できるものや割引が効くものがある。

ここで紹介しているのはあくまで一例にすぎないので、それぞれに最適なものを選ばれるとよろしい。

マイナー地域かつエージェントなし

そもそも、エージェントを使っている人は彼らが商魂逞しくオススメしてくるものに入る形になるのだろうか。

これもエージェントによって縛りがあったりなかったりするのだろう。

 

が、拙者のようにエージェントを使わない派だと選びたい放題からのケチりたい放題でござる。

良く言えば自分好み、悪く言えば素人判断の保険になる。

 

要は自己責任の極みでござる。

 

これが人気のバンクーバーやトロントなら、最悪エージェントなしでもLINEのオープンチャットをはじめとするあらゆるSNSで現地のオススメ保険などの情報が得られる。

 

一方拙者はマイナーofマイナー、ノバスコシア州でござる。

現地の医療保険の情報など当然日本語で転がっていようはずもなく……。

 

加えて、現地に着くまでの飛行機周りの補償や日々の生活にまつわる補償。

バラバラで選んで申し込むのがあまりにも億劫でござった。

 

また、実際拙者の家族はアメリカ合衆国に1年ほど住んでいたことがある。

母に聞いた話では、当時の現地保険ではかかった病院代を一時的に立て替えなければならないのがすごく大変だったそうだ。

アメリカとカナダではまた事情は異なるが、現地保険では一時的に自分で立て替えが必要というのはよく聞く話でござる。

 

さらにさらに、計画性皆無の拙者は出発1ヶ月前になっても保険に加入しておらず、他の準備に追われてキャパオーバーしつつあった。

日本にいる時点でこのザマなので、現地でもし何かあっても碌な対応ができないだろう。

手間と安心を買うという意味でも日本の保険にしてしまいたかった。

 

こういった経緯から、拙者は日本のワーホリ保険を選ぶことにした。

 

値段に関しては高いことは間違いないのだが、大概のプランは日本で1年間健康保険料を払うよりは安いんよな……。

そう思えばまぁ契約してやるのもやぶさかではないなと。(上から目線)

契約できない……だと……

skydiving

 

とりあえず、比較サイトで「これでいいや~」と適当に選んだ「t@bihoたびほ 保険料節約プラン」でポチポチと契約ページをすすめていく。

 

が!

「STEP3 重要なご質問」でのこと。

 

「海外滞在中に危険なスポーツ(※1参照)をしません。」

 

ほえ?????

 

下の方にある注釈を確認すると、ここでの「危険なスポーツ」とはこういうものを指すらしい↓

スカイダイビング、ピッケル、アイゼン等の登山用具を使用する山岳登はん、ロッククライミング(フリークライミングを含み、登る壁の高さが5m以下のボルダリングを除きます。)、リュージュ、ボブスレー、スケルトン、航空機操縦、ハンググライダー搭乗、その他これらに準ずる危険な運動。自動車、オートバイ、モーターボート、ゴーカート、スノーモービル等による競技、競争、興行、試運転

t@biho | よくある質問「Q:危険なスポーツとは何ですか?」

 

ほうほうなるほど。

 

いや、スカイダイビングとかロッククライミングめっちゃやる気でおったわ(実際にやるかどうかは別として)

 

どうしよ……保険入られへんのかな……

一人で保険になど入ったことのない人間初心者、お問い合わせを実行。

 

拙者
拙者

もし仮に実際はやらなかったとしても、やる可能性が少しでもあれば入れないのですか

お客様サポートチーム
お客様サポートチーム

申し訳ございませんが、事前にその可能性がある時点でご契約いただくことはできません

 

うん、お返事ありがとう。

 

もしかして危険なスポーツをするような輩が入れるようなワーホリ保険なんてこの世にないのでは……。

それだとワーホリビザが降りないでござる!

 

困った拙者、今度は海外保険Timesに相談。

 

拙者
拙者

危険なスポーツしたいんですけど、ここから入れるワーホリ保険ってありますか?(狂人

営業担当ニキ
営業担当ニキ

死亡保険を外しましょう(^ω^)

 

お、おう……?

 

保険のオプションの一つとして、「傷害死亡」や「傷害後遺障害」(←ややこしいな)などがあるのだが、こういうのをカスタマイズで外せば危険なスポーツができるらしい。

拙者の解釈にはなるが、要は「死を前提としてどうぞご自由に危険なスポーツをなされよ」ということだろう。

 

契約にあたって疑問に思っていたことなのだが、予め危険なスポーツをする予定でも「しない」という設定で「傷害死亡」や「傷害後遺障害」の付いた保険に入ることだってできるのではないか。

 

結果として何事もなく帰国した暁には、最初に吐いた嘘は嘘ではなくなる。

「嘘を吐いたもん勝ち」とでも言えばいいのだろうか。

 

「これって嘘吐いて入ることもできるんですよね?」と馬鹿正直に海外保険Timesの人に聞いたところ(笑)、かなり戸惑い気味にお答えくださった。(この子大丈夫か、と思われていたことであろう)

 

回答してもらった内容をざっくりまとめると

嘘を吐いて入られても保険屋には知る由もない。

けど、怪我をしようがしまいが、それが嘘だとバレた時点で申告違反になる。

いざという時に怪我をしても保険金がおりなかったり、最悪の場合契約を解除されることになる。

ということでござる。

 

「信じてもらうにはまず自分が正直であろう」

そういう解釈でいいかな。

 

で、参考までにお伝えしておくと、拙者が契約したのはジェイアイ傷害火災保険さんの「たびほプライム」。

このカスタマイズバージョンで、例の「傷害死亡」やらを大胆にも何項目か外して総額222,760円をクレカ一括払いした。

 

日本の健康保険料より安い、日本の健康保険料より安い、日本の健康保険料より安い、日本の健康保険料より安い、日本の健康保険料より安い、日本の健康保険料より安い……(スーパー呪詛タイム))

おわり

結局このプランでよかったのかどうかは帰国してから報告できればと思っている。

家に帰るまでがワーホリ、家に帰っても続くのが人生でござるから。

 

もしかしたら現地の保険で十分だったかもしれない。

よくワーホリ系YouTubeで言われている通り、碌に人生経験を積んでいない20代の若者をぼったくるシステムかもしれない。

それを確かめるためのワーホリでもある(話を盛るな)

 

体と財布を張ったレビューを心待ちにする人は、大体1年後くらいにこのブログに訪れてみてくだされ(笑)

 

まじで無事に帰れますように……。

 

ここまで読んでくれてありがとう。

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