拙者、ワーホリに挑戦いたす。
急にどうした出不精の癖に。
我ながらそう思った。
ここまでのあらすじ的なん
以下が拙者がワーホリをしようと思うに至った経緯でござる↓
勤務中のネットサーフィンでワーホリの存在を知る
↓
その日の内に資料請求とエージェント数社に面談の申し込みを済ませる
↓
2週間かけて3社でカウンセリングを受ける
↓
見積期限(1週間)でエージェントを比較する
↓
何が不満なのかよく分からないけど決められない
↓
X(旧Twitter)やLineオープンチャットなど検索範囲を広げて再情報収集
↓
エージェントを使わず自力でワーホリに行くことに決める
なんとここまで1か月かからなかった。
とはいえ比べる相手がいないのでどのくらいのスピード感なのかは分からんが。
個人的には飽き性なのに1か月も興味を持続させて本格的に計画を練っていることが驚きでござる。
ワーホリの存在を知った勢いのままに面談を申し込んだので、どうせその内興味も冷めるだろうと思っていた。
それだけに意外なばかりの本気度に我ながら驚いた。
そもそもなぜ会社を辞めたいと思ったのか
拙者の働いていた会社はいわゆるブラックかと言われると難しい。
というのも、労基法のギリギリグレーゾーンを真剣に攻めているような会社だったからである。
(グレーゾーンを攻めようとしている時点でブラックですと言っているようなもんだが)
会社のやばいとこと、自分のやばいとこには入社してからわりとすぐに気付いた。
会社のやばいとこ
・衛生的でない&耐震性……?
・教育体制なんてものはない
・毎日4時間残業を求められる
・従わなければ脅し同然のメールが送られる
・3時間無給で会社の方針説明会が毎年ある(8時間業務後)
・社長「有給は権利じゃない」(ちなみに会長もやばい)
拙者のやばいとこ
・飽き性
・年功序列の感覚を母体に忘れて爆誕
・経験と実力が薄っぺらいくせに納得的ないルールにはケチつける
・細かい作業やチェック能力う〇こ
・社内共有する文書でもギャグで爪痕を残そうとする
・就業2分前出社、定時退社
お気付きの通り、会社と拙者のどちらもやばく、相性最悪だったのである。
とはいえ、拙者が入社する前から続いていた会社である。
ゆえに、この環境が向いている人がいることと、今日も彼らが会社を支えてくれていることは間違いない。
心が望まぬ転職活動
そもそも合わないことに気付いたのならさっさと辞めろという話なのだが、阿呆の拙者は世間のレールもどきに気付かぬ内にしがみついておったらしい。
特急呪物か。
それはさておき、転職活動というのにはどうも体力が要るらしい。
元々合わない環境で体調が悪かったとのもあり、入社してから辞めるまで3年くらいダラダラと転職活動をしては中断するのが続いた。
体調が落ち着いているときに転職活動を再開する
↓
形ばかりの自己分析やエントリーを繰り返す
↓
なんか違うなーと思っている内に体調悪化
↓
転職活動一旦中止
これが延々と続いたわけでござる。
一方、ワーホリとなると1か月経たない内に本格的な計画を立て終え、英語の勉強まで始めた。
冷静になってみれば当然である。
心の中では「働きたくない」「正社員なんかなりたくない」「社会の役に立ちたくない」と思っていたので。
それなのに、家族や友人で会社に不満のあった人たちは悉く新たな会社に正社員として転職をしていくもんだから、自分もそうしなければと思い込んで仕方なく転職活動をしていた。
文字にしてみて改めて、この時期の拙者はまじで自分見失っておった。
心が望んでいないことを、それが社会人として普通だからみたいな固定観念で機械的に行っていた。
周りから「こうしなきゃダメ」と言われたわけではない。
勝手にそうせねばと思い込んでいたし、思い込んでいることに気付いていなかった。
このクソみたいな転職活動は本当に時間の無駄だったと思う。
だが同時に、ここで己の間違いに気付くことができてよかったと心底思う。
でもこの失敗、ワーホリエージェントの比較でもう一度やりそうになった。
これからワーホリエージェントを比較する人にも注意してほしいので別記事でまとめて書こうと思う。
行先はカナダ
とりあえず、やる気という名の灯がかろうじて燃えている間に行先を検討した。
拙者の操れる言語は日本語と英語なので、まずは英語圏に絞り込む。
(初ワーホリでなければ英語圏以外も検討しても面白いかもしれん)
イギリス、アイルランド、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド
この5つから選ぶでござる。
まず都会色が強すぎるのはキチィので、イギリスとオーストラリアは除外。(偏見)
アイルランド興味あるけどイギリス英語苦手&それより癖強いらしいので今回は見送り。
もし今後別の国でワーホリするとなれば前のめりで検討したいところである。
さてここでカナダとニュージーランドの頂上決戦になるわけだが。
ニュージーランドやったら日本から遊びに行きやすそうやん(偏見2回目)
と言うことで、どうせ行くならより遠いカナダ~~~!!!
果てしなく頭弱そうな決め方してて大草原でごさる(^ω^)
地域はハリファックス
カナダに決めたとはいえ、くそでかいカナダ君である。
とにかくギラギラな都会はキチィのでバンクーバーとトロントには行きとうござらん。
という旨をとあるエージェントに申したところ
「それならモントリオールですね☆」
とのこと。
ふむふむ。
ググってみたところ、まあ上記2つよりは拙者の好みに近いでござる。
でもできればもっとマイナーでニッチな所がいいんだよなーーーー。
「カナダ 日本人少ない」「カナダ 治安いい」「カナダ のどかな地域」
で検索
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「「「「「「「ハリファックス」」」」」」」
はい、決定しました~~~!!!(既視感)

このハリファックスなる地域はカナダの中で日本からいっっっっっっっちばん遠く(ヨーロッパ寄り)に位置しておる。
治安は良く、日本人が少ないため素晴らしい英語環境なのが売りなのだが、如何せん遠いのがネックでワーホリ勢にあまり人気がないらしい。
……。
別にバンクーバーだろうがハリファックスだろうが遠いもんは遠いやん????
カナダに行く時点でもうその辺は誤差だと思うのだが……。
とはいえ、拙者が情報収集している界隈における体感では、ワーホリに来るのは学生が多い。
社会人は多くの場合退職せなあかんし、キャリアに空白ができる捉えられがちなんでね……。
なので親御さんからしたら少しでも近い方が心理的にいいのかもしれぬ。
ちなみにエージェントは語学学校を紹介せねばならんため、バンクーバー・トロント・モントリオール以外を紹介している所はあまりないっぽかった。
それもあってエージェント断ったのでござる。
本当に行くのか再確認
ここまでノリと勢いでアクセル全開見切り発車をしてきたが、拙者は本当にワーホリに行くのでござろうか……。
だって社会で通用するスキルどころか社会性すらないんやで???
加えて、元来「憧れの将来像」「成し遂げたい夢」「未知への挑戦と人生経験」とかそういったバイタリティワードと縁のない拙者である。
これは今一度ワーホリに行っても大丈夫か議論しなければなるまい。
今の拙者といえば
・仕事なし
・恋人なし
つまり「引き止めるものが何もない状態」でござる。
家族や友だちがいるとはいえ、1年以上合わなくても寂しさを感じないタイプである。
プライベートも基本的に気高きお1人様なので、単身で海外に行くことは特に問題に感じていない。
(むしろ海外がコネ社会であることはちょっとマズいかもしれん……)
加えてワーホリのビザを申請できるのは31歳の誕生日前日まで(一部例外あり)
そして年々目の当たりにする体力の低下……。
この時点でもうワーホリ行く理由にリーチがかかったようなものでござる。
ここでトドメとなるのが
「どうせこれ以上日本にいてもグチグチ文句言うだけや……」
ということである。
これは正社員として約4年働きながら日々思っていたことでござる。
そして拙者は思った。
「どうせなら海外に行って世界規模の文句言うたろ(^ω^)」
と。
そんなわけで、拙者のワーホリ計画は前向きに検討されることとなった。
現在の過ごし方(2025年1月)
この記事をダラダラ執筆している今日は1月中旬である。
例年ならば1月の2週目までに最初の招待レターが出ていたので、その流れでいけば今頃はビザ申請やバイオメトリクス認証にあたふたしていたはずでござる。
しかーし、今年はカナダのワーホリは2年に延長されることになったとかで、まだ招待レターが出ていないのである。
(※追記:1/28に招待レター来たぞい!!)
申請が進まぬ……。
まあ人生はアドリブの連続なので、今は下記のような別のことをしてのんびり過ごしている。
・英語の勉強
・カナダ持って行くものを少しずつ買い足す
・ハローワークに顔出す
・献血
・断捨離
・ブログ
・読書
・健康維持のための散歩
あれなんかやること多いな????
前言撤回。
全然のんびりしてなかったわ。
先述したオープンチャットなどでは招待レターがなかなか発行されないことに不安を感じている人が少なくなかった。
春に渡航予定だったら当然であろう。
だがこんな時こそ「海外に飛び立つ前にメンタルを保つ練習ができるチャンス!」と捉えることができる。
ちなみに拙者は
「この俺をここまで焦らせるなんて、おもしれー女(カナダ政府)」
と、恋はスリル、ショック、サスペンス的な待ち方をしている(笑)
おわりに
以上が拙者の衝動にまみれたギリホリワーホリへの第一歩でござる。
先述の通り、その内別記事でエージェント比較の全貌を曝け出そうと思う。
他人の失敗から反面教師的に学びたい人はぜひ読んでくだされ。
とりあえずここまで読んでくれてありがとう。
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