あなたは何かのジャンルに飽きてしまったことはないだろうか。
拙者はある。
わりとしょっちゅう。
拙者はこの現象を『世界観ホメオスタシス』と呼称している。
読書のジャンルに飽きてしまった

拙者は2024年12月いっぱいで会社を退職し、正真正銘のニートになった。
在職中は帰宅後や休みの日も疲れ切っていて、好きだった読書もろくにできていなかった。
なので、退職した最初の1ヶ月は失われた読書タイムを取り戻すかの様に本を読みまくった。
拙者が読むのはほとんどが小説や物語と呼ばれるもので、あとはたまに図鑑、科学系のまとめ本、辞書を読むくらいで実用書は専門外でござる。
話は戻るが、読書解禁になってすぐはかねてからのお楽しみであった海外古典を手当たりしだいに読んだ。
エルキュール・ポアロシリーズ、クリスマスキャロル、シェイクスピア全集、オペラ座の怪人、小さな王子さま、幸福論、オズの魔法使い、さむけ(←これは古典には分類されないっぽい?)
など……
楽しい! 楽しい!楽しい!
最初はそんな気持ちで貪るように読んでいたのだが、急に飽きが来る。
『BLEACH』読みたい……『NARUTO』読みたい……

誠に勝手ながら、古き良き文学の世界観から離れ、平成日本が生み出したバトル漫画読みたくてしかたなくなったのでござる。
実はこういうことは今回が初めてではない。(学習しろ)
「時代劇ものが読みたい!」と思って手元にたくさん用意すると、山が半分ほど減ったあたりで推理小説が読みたくなり、「魔法とかいっぱい出てくるファンタジィが読みたい!」と思って以下略すると、ギャグ漫画が読みたくなる。
要は「ジャンルの飽和状態」なるものが到来するのでござる。(諸説あります)
先述したように、これはよく起こる現象なので
「じゃあ最初からバラエティーに富んだ作品を準備しろよ」
となるのだが、
「このジャンルで脳ミソきめたい!!!!」
と思ったときにはそのジャンルで包囲網を築くことしか頭にないのである。
食事でも起こる現象
恐ろしいことに、この現象は食事でも起こることが分かった。
先日、高校時代の友人の結婚式にお呼ばれした。
会場は神戸のなんかすげーリッチなホテルで、なんかすげーおしゃれなフルコースをいただいた。
(語彙力\(^o^)/オワタ)
間違いなく美味しかった。
量も申し分なかった。
だが!
帰り道で急に次郎系ラーメンが食べたくて仕方がなくなり、結婚式用のおしゃれな装いのままラーメン屋に突入した。
もちろんニンニク入り餃子も注文した。
推測ではあるがこれは
「お洒落な食事に対してジャンキーなものを摂取し、体内のお洒落ホメオスタシスを保とう」
というごく自然な働きかけではないではござろうか。
名付けて『世界観ホメオスタシス』
上記2つは「なんか似たようなことあったな」と思ったここ最近の出来事である。
が、この20年以上何度もこういうことがあった気がして仕方がない。
ということで拙者はこの現象に独断と偏見で名前を付けた。
その名も
『世界観ホメオスタシス』
である。
そもそも「ホメオスタシス」とは
ホメオスタシスとは概念である。
難しく言うと「生体恒常性」。
簡単に言うと、何かが起こったときに元に戻そうとする変化のこと。
具体的には
・暑いときに体温を下げるために汗をかく
・寒いときに体温を上げるために体を震えさす
・ダイエット時に体重を減らしていたら、カロリー消費を抑えるためにリバウンドが起こる
などである。
ちなみに「心理的ホメオスタシス」というのも存在し、これは
・新しく始めたことが三日坊主で続かない
・生活環境が変わって落ち着かない
というやつである。
要は「現状維持したい気持ち」といったところでござろう。
飽き性という懸念点
『世界観ホメオスタシス』なーんてイタい命名しちゃったわけだが、これが本当に恒常性を得たいが為の現象なのかはまだ議論の余地がある。
というのも、拙者はすこぶる飽き性なのでござる。
摂取するジャンルの偏りをなくし、バランスよく取り入れようとしているのか。
はたまた、ただ単にそのジャンルに飽きただけなのか。
この『世界観ホメオスタシス』なるものが、生命維持に致命的に関わっているわけではないのでイマイチ判断しかねる。
ただ、例に挙げてた食事の件はまだしも、読書や映画に関しては「飽き」要素が否めない。
1冊読んでいる途中でジャンルを変えたくなる。
1本観ている途中でジャンルを変えたくなる。
これは「バランスを求めて」というには過激に感じなくもない。
まあこれらはすべて趣味の範囲なので、強いて言うなら自分にしか迷惑はかからないのが救いだ。
仕事みたいに他人と関わるやつだったらエラいことでござる。
ニートなんやけどな(笑)
おわり
ということで以上が「ありそうでめっちゃある」現象、
『世界観ホメオスタシス』
にござる。
念のため明記しておくが、『世界観ホメオスタシス』などという専門用語は正式には存在せず、拙者が勝手にそう呼んでいるだけでござる。
でもなんやかんや共感できる人もいるのはないかと思う次第。
ここまで読んでくれてありがとう。
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