【ニートの休日】布引の滝&ハーブ園行ってきた

harbgarden 雑記
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この記事を読んでいるそこのおぬし。

最近運動してるか?

こうやって電子機器ばっか触ってないか?

 

ギクッとした関西人におすすめするのが布引の滝&ハーブ園のお散歩でござる。

滝を経由してハーブ園へ

布引の滝、そして布引ハーブ園に行く方法はいくつかあるのだが、今回紹介するのは拙者が使ったルート↓ 

新神戸駅

布引の滝

ハーブ園(風の丘中間駅)

ハーブ園(山頂駅&展望レストハウス)

 

ちなみに全部歩きでござる。

風の丘中間駅からはロープウェイに変更できるので、体調に合わせて変更されたし。

また、布引の滝に寄らないのであれば、JR新神戸駅直結のハーブ園山麓駅からロープウェイに乗ることもできる。

詳しいロープウェイ情報は布引ハーブ園/ロープウェイ公式HPを確認されるのがよかろう。

 

拙者は「地下鉄 新神戸駅」で降りたんやけど、布引の滝ハイキングに関する情報が得られるトレイルステーションは新幹線用の「JR 新神戸駅」まで上がったところにある。

それが最初分からんくてちょっと焦った。

布引の滝をハイキングマップを手に入れたい人は寄っていくとよい。(ネット上にもあります)

 

滝を巡りつつハーブ園を目指すルートは、基本的にマップを見れば問題なくたどり着ける。

ただし、舗装されていない上に結構な急勾配で、階段やコンクリ坂道になっているところでさえ手摺に頼る人が多かった。

体力に自信のない人は休憩を挟みつつ、ヤバいと思ったら引き返そう。

 

meoto-fall
布引の滝の一つ『夫婦滝』。他に『雌滝』『雄滝』『鼓ヶ滝』がある。

 

朝一でもちらほら人がいたが、みんな歩くことに必死で他人の話し声はあまり聞こえない。

川のせせらぎや鳥のさえずりを楽しむことができるの拙者的に嬉しかった。

 

また、特に木を手入れしている様子もなく、鬱蒼を生い茂っているので日陰は十分にある。

なので、歩いていると汗だくになって涼しさを感じられないかもしれないが、立ち止まるとかなり涼しい。

頭上に広がる木々の色を反射しているからか、滝つぼや川の色は濃い緑色に近かった。

 

で、拙者が体を張って知り得たことを読者諸君に広めておきたい。

ダムに差し掛かってすぐに鳥居があり、足元の看板に「ご利益がありますのでお参りしてください」とある。

お参りするとその先に最低限道らしさを醸し出した玄人コースがある。

 

一応マップにも道が描かれているし、ルートの1つではあるのだろう。

がしかし、これは一般人にはあまり推奨しない。

 

拙者とて一般人どころかニートなんだが、Y字バランスできる程度には体柔らかいのでござる。

ゆえに、高低差のある段差でも余裕で足をあげて登ることができる。

拙者の体感的に、自分の膝高さ以上に足を上げられない人はこのルートはやめておかれよ。

branch-road
普段運動していない人は迷わず青へ。

 

ちょっと迂回路にはなるが、ダムを満喫できるルート(写真の青)に左折し、最終的に道路に出て今度は右折しながらハーブ園まで登るのがおすすめでござる。(迂回路は帰り道で使ってみました)

どうしても赤ルートが気になる人は、一旦鳥居をくぐってお参りだけしてみて判断してはいかがだろう。

それでも行きたいなら無論止めはしない。

 

遠足に来たのであろう中学生の団体に道中もみくちゃにされながら、40分程度でハーブ園麓に到着した。

ハーブ園着いたで

ハーブ園の麓に着いたのは9時57分。

ハーブ園自体は10時開場だったのだが、なんか普通に入れた。

 

harb-garden-gate
「入口」と書かれたところから手動で入る。イノシシ対策のため、開けたら必ず閉めよう。

 

門を自力で開けるとハーブ園に入ることができる。

ここまでで残機がなくなった人は、「風の丘中間駅」からロープウェイに乗ることができる。

 

もうここまで来たら、と拙者は最後まで歩くことにする。

 

拙者が訪れたのは4月半ばだったのだが、でっけぇハチとこれまたでっけぇトカゲがいっぱいおる。

そういうのが苦手な人は自衛して下され。

 

元々の目当てだったチューリップは写真(下記)以外の場所でもたくさん見ることができた。

丁寧に設計してお手入れしているのだろう、美しく色分けされていた。

harb-garden
見えているのが「風の丘中間駅」。ここはまだギリギリ無料敷地内。写真の右手前側に上ると有料エリアに。

 

一方ハーブなのだが、拙者ハーブの匂いあんま分からんかった(笑)

ローズマリーとかラベンダーは嗅ぎ取れたのだが、それ以外は匂いがしているかすら分からんかった。

鼻詰まってんのかな。

 

正式にハーブ園入場となる、風の丘山頂駅もとい展望レストハウスは人でいっぱい。

ニートであることを有効活用して平日に来たけど、メインオブジェ的なやつで写真撮るのを諦めるくらいには人だらけでござった。

特に外国人が多い! というか、ほぼ外国人しかおらんかった。

土日祝日に訪れる予定の人は覚悟しておくとよろしいかと。

 

拙者のように風の丘中間駅から自力で登ってきた人は、この展望レストハウスで入場料だけを支払おう。

「ロープウェイに乗らず歩いてきました。入場料の支払いお願いします」

と言えばスタッフさんも分かってくれる。

 

拙者が最初に入った門からちょっと上がったところあたりを過ぎると「この先有料エリアです」的な看板がいくつか立っている。

しかーし、支払える場所が例の登り切ったところにしかないので、登ってしまったら正直に払いましょう。

 

「歩いて登ったら人は頂上で払ってね」的な注意書きを読んだのだが、正直すごい危ないシステムやと思った。

こんなん麓からハーブ園内歩きまくっても、また麓の門からこっそり出たもん勝ちみたいなとこあるやん。

極論、インフォメーションセンターに寄りさえしなければ入園料払わなくてもバレない仕様やろ?

ハーブ園山麓駅からロープウェイに乗る人は、そこで入園料も払っているパターンが多いみたいやけど、拙者みたいに歩いて来る人に関してはもうそいつの倫理観に頼るしかなくなる。

 

ハーブ園さん、せっかく綺麗にお手入れした園内に人を呼んでるんやから、もうちょっとしっかりお金を取るシステム作りましょうよ。

ガバガバセキュリティ、まじで心配でござる。

 

坂道をひたすら歩いてきたので最初は暑かったのだが、落ち着くと涼しさを感じられた。

体が落ち着くと食欲も湧いてきたので、まだ10時台だったが売店でお昼を食べることにした。

ハーブの効いたホットドックと冷たいレモネードを注文。

harb-garden-lunch

 

ここで炭酸飲めない勢に朗報!

ここのレモネードは炭酸入ってないでござる。

拙者が店員さんに聞く&実食して確かめたので間違いない。

 

とはいえ、時代の流行りによって変わるかもしれないので、注文する前に聞いてみるとよい。

 

山頂でしばらく休憩の後、お土産屋や展示を見て回った。

個人的に、ハーブ園のメインはここではなく、ゼェゼェ言いながら上り下りするあの坂道な気がする。

歩きながら季節の花々を楽しむのが拙者の想像していたハーブ園らしさがあった。

 

滞在時間は大体1時間半くらいでござった。

帰りも歩いて山を下りる

出かける前は、行きは歩いて帰りは疲れているだろうからロープウェイを使おうと思っていた。

けど案外いけそうだなということで、帰りも歩くでござる。

 

入ってきたときと同じ門から出て道路へ。

今回は例の鳥居に通ずる山道を避け、距離自体は伸びるが道路を歩いてダムに向かう。

 

ここで残念なことが……(※胸糞注意)

 

山に囲まれた道路を歩いていると、どこからともなく煙草の臭いが……。

なんと前の方を歩いているおじさんが歩き煙草をしているではないか!

後ろに誰も人いないと思ってやってるのか? しかしここは禁煙ぞ?

呪詛を吐きそうになりながら全力で走って追い越した。

ほんまやったら注意したいんやけど、歩き煙草をするような輩は逆上してくる可能性が高いので今回は保身に走りました。

 

ちょっと嫌な気持ちになりながらダムに到着。

行きしなに道を間違えた鳥居にも再開。

改めて見ると、どう考えても鳥居を通らない方がメインロードやな……。

 

我ながら呆れつつ来た道を戻るルートを進むと、ダムの前で写真を撮る一団が。

撮影係だった人が周りから「今度は写って」と、互いに交代している様子。

ここで拙者、ノリと勢いだけで「よければ撮りましょうか」と声を掛けてみた。

結果的にすっごい喜んでくれて、互いに楽しくお別れすることができた。

 

なんだかすごくいい気分のまま山を下りた。

 

今日学んだこと。

嫌なことがあったときは、仕返しという行為は自分を幸せにしてくれない。

自分に優しくするという行為も、もちろん大事ではあるが、それ以上に他人に優しくした方が気分がよくなる。

 

撮影係に名乗り出たことは「そういう自分が好きだから」という偽善的側面もたぶんある。

でもそんなことをあの一団が気にするかどうか。

結果的にすごく喜んでくれたし。

 

そういう「俺的な親切」が相手にとってはありがた迷惑なこともあるのが現実でござる。

その場合は大いに反省する。

それでも、心身に僅かでも余裕が残っていれば、ちょっと協力してみてもいいということを忘れない。

たとえニートでも、そういうヒト科ヒト属ホモサピエンスでいたい。

 

いや、帰り道のこと書くだけやのに急にポエミーになっとる……!

とりあえず、無事に新神戸駅まで戻ることができたことを報告しておく。

おまけ:レ ジロンデルでカレーとプリン

山降りたらお腹空いたでござる。

13時くらいだったので(←順接表現おかしいな)、2回目のお昼ご飯にしよう。

 

三ノ宮駅まで移動し、そこから15分程歩く。 

南京町近辺の入り組んだ路地をちょこちょこっと入ると、レジロンデルさんが。

 

正式表記は『LES HIRONDELLES』で、HIRONDELLES はフランス語でツバメという意味らしい。

たしかにお店のロゴに入っておる。

 

但馬牛濃厚とろすじカレーが名物の隠れ家的お店で、プリンやバスクチーズケーキなどスイーツも美味しい。

お店の中はちょっと暗めなのだが、ムーディーな音楽に合っていて不思議と心地いい。

お店の人も親しみやすくて、また来たくなる場所でござる。

 

ただ、込んでいる場合は90分制だったり、大きな声での会話はNGだったりと、お店が作り上げた快適な世界観を保つための大事なルールがある。

また、中学生に満たないお子様は入店できないなど、お互いを守るための大切な約束事があるので、来店前にぜひ一度公式インスタを確認するのがよい。

 

今回は名物カレー(写真撮り忘れた)と、食後にプリンと温かいコーヒーを頂いた。

 

カレーは落ち着いた味で、お店の雰囲気によく合っている。

しつこくないがカレーらしさの感じられる、安心感のある仕上がりになっている。

 

プリンもこれまた甘すぎず固めの食感で、大変拙者好みの一品だった。

コーヒーなんて見て下されこの写真↓

le-hirondelles

 

お洒落なカップとソーサー!

語れるほどコーヒーの種類に詳しくないのだが、すごくプリンに合うお味でござった。

 

この日は拙者の他に1人しかお客さんがいなかったのだが、店主殿が万華鏡のコレクションを見せてくれた。

 

めちゃ嬉しいのだが!!!!!!!

 

拙者、ガキンチョの頃から万華鏡大好きでござる。

とはいえ、100均で売ってるのと貰い物のやつしか見たことなかった。

たぶんオイルワンド型っていうやつ。

 

大学生の頃に、バイトでお金も入ったことやから本格的な万華鏡を1つ欲しいなと思ってネットで検索した。

のだが!

 

なんてこったパンナコッタ(黙れ)

 

プロの作家さんによる渾身の万華鏡ってウン万円するんやな。

4,5万くらいするのが多いのだが、ガチで限界突破してくると普通に10万超える。

 

拙者がこないだ買ったiPhone16eの方が安いでござる……。

 

そんなわけで、学生時代は諦めた。

なーんと拙者、そのこと自体をわりと最近まで忘れていた。

適性のない社会人のフリして生きるのに必死だったの許して……。

 

そんな拙者だが、店主殿にプロの万華鏡を見せてもらったことで、再度マイ万華鏡を手に入れたいと思った。

この日、ほんまに『LES HIRONDELLES』に来てよかった。

 

ちなみに、店主殿が推してるクリエイターさんは「かたおか きくよ」さん。

お店で見せてもらったもの以外にネットで紹介されている作品も見てみたが、繊細で柔らかく且つ奥行きのある唯一無二の世界感をお持ちのようだ。

これは集めたくなるのも頷ける。

 

食後のコーヒーを楽しみつつ、ムーディーな音楽の下で万華鏡を眺める。

最高に贅沢な時間を過ごすことができた。

拙者はもうすぐ日本を離れてしまうけど、帰国したらぜひまた訪れたい!

おわり

以上、拙者による布引の滝&ハーブ園をひたすら歩くプランでござった。

 

ハーブ園の入場料に関してつらつら書いたが、もしかしたら拙者が気付いていないだけで、セコいことする輩を取り締まる術がちゃんとあるのかもしれん。

そん時は誰か教えてくだされ(笑)

 

今回のコースは早起きすれば午前中いっぱいで過ごせる内容になっている。

各所ゆっくり見て回ればもうちょっと時間がかかるかもしれない。

少なくとも1日あれば十分回れるので、1日だけ遊んでみたくなった人はいかがだろうか。

 

ただし、山道も園内もエンドレス坂道なので、体のメンテナンスは入念に!

 

ここまで読んでくれてありがとう。

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