【ニートの休日】星のブランコ&星田妙見宮

star-swing 雑記
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今日も働いて社会に貢献している諸君。

ごきげんよう、ニートでござる。

 

1ヶ月も前の話になるのだが、ニートであることを最大限活用して、平日にちょっくら遊びに行って来たぞい。

めずらしく大阪で自然を感じられる場所。

ほしだの森にある吊り橋「星のブランコ」でござる。

ついでに近くの「星田妙見宮ほしだみょうけんぐう」にも寄って来たので、つらつら感想を垂れ流す。

星のブランコへ

星のブランコまで歩くための体力を温存するため、最寄り駅である京阪電鉄「私市きさいち駅」で下車する。

 

天下のGoogle Mapで調べたら別のルートが出るはずだが、私市駅から八幡橋(星の里いわふね 交野市立いわふね自然の森スポーツ・文化センターの前)までたどり着くには、下記画像のルートの方が若干早い。

hoshida-map

 

八幡橋に差し掛かったら、ほしだの森の公式HPにあるマップを参考に歩けばよい。

拙者は「かわぞいの路」(公式マップの緑色)に沿って歩くことにした。

 

本当に川に沿って歩くだけなので道に迷う心配はかなり低い。

ただ、所々ネットの繋がりにくい地点があるので、事前にマップをダウンロードしておくなどされたし。

また、吊り橋には季節によって変わる閉鎖時間があるのでそこは要チェックでござる。

 

ここまでの道のりでは早朝だったこともあり、誰とも出逢わなかったのだが、ピトンの小屋と呼ばれるインフォメーションセンターに着くと、それ以降はボチボチ人を見かけた。

また、実際にここからは星のブランコまでのルートも分かりやすくなっている。

 

道そのものはけっこう「森」感があって、普段運動していない人は足腰にくると思われる。

拙者は吊り橋を往復し、来た道を引き返したのだが、山を下りるときにすれ違った人の中にモッコモコお洒落コート+ロングスカート+厚底ブーツorヒールというファッションの猛者を何人か見かけた。

 

これは山の中で何人も見かける服装なのか……?

 

人の服装にケチをつけすぎるのは良くないが、もし非常事態の際に誰かに助けてもらうことがあれば、助けに来た人からしたらブチ切れ案件ではござらんか。

いくら大都会・大阪の中にあって、自然の驚異を感じるほどの山じゃないとしても、もうちょっと適した服装(せめて靴だけでも)で来ることをほんのり推奨しておく。

 

話しを戻して、星のブランコ。

例のピトンの小屋からは大体20分くらいで辿り着ける。

 

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恋人の聖地になろうとしてやがるェ……

 

正直言って、吊り橋からの森全体の見晴らしは雑然としていて、公式サイトの写真ほどは綺麗でもない。

また、見える街並みも「大阪」感が強く、リフレッシュ向きの景色とは言い難い。

ピトンの小屋からの山道の方が森林浴には向いている。

 

「大阪という都会からそこまで本格的じゃない自然を手軽に楽しむ」ことを求めているのであれば、星のブランコもとい、ほしだの森はなかなかオススメでござる。

 

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吊り橋自体には以外とスリルがある。

長さも高さもそこまでなのだが、手摺って言うのか? 両脇のロープ? みたいなやつが妙に低い。

気を抜けば簡単に体が乗り越えてしまいそうな高さしかない。

マジでスマホ落としそうで怖かった。

 

のだが、なーんと吊り橋を全力で走るガキンチョおったんよな……。

めちゃくちゃ揺れとるがな。

 

家族連れで来ている中学生くらいの男の子だったのだが、だーれも注意しない。

他にもお客さんおったし、コミュ障の拙者が勇気を出して「吊り橋で走ったら他の人が怖がるからやめような」と一言物申しましたよ。

で、その子は「ごめんなさーい」と言いながら全力で2往復くらいしたのだった……。

 

勇気振り絞り損やったわ……(´・ω・`)

 

これから星のブランコ以外にも吊り橋に行く予定のある人は、他人に恐怖心を与えるような行動はやめてね。

そんで、心身に少しの余裕があるなら、見て見ぬふりせず困った行動をする人に注意してくれるとありがたい。

 

そんなかんじで、ちょっと嫌な思い出もできてしまった星のブランコ編でござった。

星田妙見宮へ

 

星のブランコから来た道を戻り、ついでなので星田妙見宮へ。

 

拙者はこの地域を調べるまで星田妙見宮の存在を知らなかったのだが、一部界隈ではご利益があるパワースポットとして結構有名らしい。

季節のイベントが被ると激込みするそうなので、事前に星田妙見宮の公式HPを確認されよ。


私市四丁目から私市九丁目までバスに乗り、そこから残りは歩こうと思っていた。

が、私市四丁目のバスはなーんと1時間に一本……!

 
私市四丁目のバス停から星田妙見宮まで歩くには20分くらいかかるのだが、次のバスが来るまで丁度それくらいでござった。

 

うん。

じゃあ歩くわ。

 

ということで、テケテケ歩いたのだが、拙者の辞書には高低差という文字がなかったらしい。

 

めっっっっっっっっっっっちゃ上り坂やった。

 

太陽が昇っていたこともあり、体感としては星のブランコ編よりしんどかったぞい……。

 

ちなみにこの星田妙見宮、噂によると「君の名は。」のモデルになってるんだとかいないんだとか。

神社そのものがどうかは分からんが、たしかにこの圧倒的坂道は新海誠ポイント高そうでござる。

 

ゼェゼェ言いながら辿り着いた星田妙見宮。

敷地内にも急な階段がいくつもあり、もはや運動不足勢をあぶり出すダンジョンとしか思えなくなってくる。

 

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拝殿前ラストの階段
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この看板なんなん(笑)
一番印象に残ってる

 

で、残念ながら写真を撮るのを忘れたのだが、拝殿の横に石が置いてある。

その名を「おもかる石」と言うのだが、参拝者を楽しませる仕様になっている。

 

やることは簡単で、願い事をしてからおもかる石を持ち上げるだけでござる。

石が予想より重ければ、その願いを叶えるためにより一層の努力を必要。

予想より軽ければ願いが叶う日は近い、というものでござる。

 

……夢を壊すようなことを言うぞい。

 

それただの心理トリックでは????

 

まずこの「おもかる石」の運試しをする前に説明を読むとどう思うか。

 

普段からあまり努力をしないタイプだと、意識的・無意識的はさておき、今後もできれば努力をしたくないと思っているので「石が軽い」ことを一瞬でも願ってしまう。

だからこそ、持ち上げてみて「思っていたより重い」と感じる。(ダジャレではない)

石からのメッセージとしては「より一層の努力が必要」である。

 

反対に、普段から努力を欠かさないタイプの人は自分に厳しい傾向にあるので、「まだまだ自分の努力は足りないのではないか」「試練は続くのではないか」という考えから、「石が重い」ことを覚悟する。

こういう向上心の高い人たちは、実際以上に盛りに盛って重さを想定するだろうから、いざ石を持ち上げてみたら「思っていたより軽い」結果になるだろう。

そして、この場合の石からのメッセージは「夢が叶う日は近い」である。

 

どちらにせよ、心理的トリックから普段の行いに相応な結果が得られるようにできている。

星田妙見宮に訪れる信仰心溢れる人々には申し訳ないが、この「おもかる石」に関してはスピリチュアルな力はないだろう。

 

ということを参拝しながら考えていた不届き者は拙者でござる。

The 罰当たり。

 

まぁこういうちょっとした仕掛けを楽しめるのが一番ええやんな。

めんどくさいこと考えずお参りしましょ。

 

Don’t think, feel.

的な。

おわり

そんなわけで、星田エリアでの拙者の休日でござった。

 

大阪と言えばキラキラ派手派手なイメージが多く見受けられるが、こういう穴場もあったりする。

 

世間の喧騒から離れたい……

でもあんまりにも不便なのはちょっと……。

 

そういう人にはオススメできる場所でござる。

 

興味の湧いた人は事前に各所公式サイトで調べてから赴かれよ。

それと、どちらもかなり足腰にくるので体のメンテナンスも抜かりなく。

 

ここまで読んでくれてありがとう。

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