先日はハロウィンだったのが、警報級の大嵐のせいでキッズの訪問がなかったこぼれ雨でござる。
最近某ファストフード働き始めたのはいいものの、あまりにもつまんないので(←おい)お出かけシリーズをお送りする。
今回はMaritime Museum of Atlanticならびに、関連のあるタイタニック号の犠牲者の墓地の感想になる。
相変わらず実際に訪れたのは真夏なのだが、細かいことは気にせずれっつご。
Maritime Museum of Atlantic

「Maritime Museum of Atlantic(大西洋海洋博物館)」はハリファクスの観光地・Water Front内に敷地を構えており、主に船舶や地域の海洋史に関連した展示を楽しむことができる。
聞くところによると、カナダで最古かつ最大の海洋博物館なんだとか。
「海洋博物館」と聞くと難しく感じるかもしれないが、小型(とは言ってもかなり大きいが)ジオラマや等身大模型が展示されていて、少年たちなんかは大はしゃぎでござる。
また、博物館の窓の外にはWater Frontに停泊している船を見ることもできる。
特に、博物館2階屋外にある休憩所からは、対岸のDartmouthまで含めた海辺を一望できる。
天気の良い日に行くと、このように休憩所も満喫することができる。
混雑具合としては、常にそこそこ賑わっているイメージでござる。
フェリー乗り場に近いからか、ダウンタウン直結だからか、観光客が足を運びやすいのか。
ちなみに拙者的おすすめは、火曜日の17時以降に訪れることでござる。
なんてったって「入場料無料」ですから☆
「入場料無料なら込むのでは……?」と思われるだろうが、年間通して毎週のことなので、一度に人が密集するほどではない。
拙者とて繁忙期である夏真っ盛りに訪れたが、後述するタイタニックコーナー以外は大して混んでいなかった。
他にも、祝日によっては入場料無料だったり、逆に閉館していることもあるので、都度公式サイトでチェックすることをオススメする。
ざっくり展示内容

入り口から入ってすぐの1階は海軍系のコーナーになる。
いきなり地雷や爆弾が置いてあってインパクトは絶大でござる。
続いて先住民であるミクマク族の漁業文化やその衝突の歴史、ハリファクス大爆発の歴史のコーナーがある。
2階に続く広間に抜けるとヨットなどの模型がズラリと並んで圧巻でござる。
展示なので残念ながら乗ったりすることはできないが、天井からも吊り下げられるくらい辺り一面船だらけになっている。
もし船ヲタクの人だったら夢のような空間かもしれぬ。
2階に上がると、精巧なジオラマやちょっとした装置の体験などができる。
Google先生によると当施設の平均滞在時間は約2時間なのだが、数々の美しいジオラマを一つ一つ観察しているととても2時間では足りないくらいの充実度でござる。
ジオラマコーナーを抜けると、海の掘り出し物コーナーを経て目玉であるタイタニック号が大トリになる。
海外にしてはそこそこ綺麗なトイレの横ということも相まって、タイタニック号コーナーは割と混んでいるのでご注意を。
最終的に1階に戻ってくると最後はお土産コーナー、といったかんじでござる。
ちなみに拙者は普段お土産を買わない人間なのだが、大変興味深い絵本を見つけたので当時は無職だったにもかかわらず即購入いたしました。
そんなかんじで、大人も子どもも有識者もパンピもそれぞれに楽しめる博物館になっている。
その中でも拙者のお気に入りは次の「掘り出し物コーナー」でござる。
掘り出し物コーナー

個人的に楽しめたのは「Artifacts」コーナー。
この場合は日本語では遺物と訳せばよいのかな?
昔の硬貨や武器、コンパス、ケトルなど、調査員が拾い上げたものや偶然見つかったものまでバリエーション豊かに展示されている。
子どもの頃、近所の公園でお宝探しごっこをした走馬灯が流れましたぞい(^ω^)
遺物としての食器の中にフォークを見つけたときは、すかさずディスニー版人魚姫「リトルマーメイド」を思い出した。
拙者は海洋史や船舶に関してはまごうことなきパンピであり、ジオラマや模型を見ても「でかーい」「すごーい」くらいの感想しか出てこないこともあって、余計にArtifactsコーナーを楽しめたのではないかと思う。
他にも、回収物の中にマリア像があるのは外国らしいなと思った。
非クリスチャン且つ旅の荷物が少ない拙者からすれば「そんな荷物になるものなぜ持って来た……」としか思えんのだが、これが文化の違いなのか。
というか、沈没船の調査員ってかなり過酷な仕事でござるな(;^ω^)
大西洋海洋博物館に来ておいて言うのもなんだが、実は拙者は海洋恐怖症でござる。
深い海に潜るなど考えただけで心臓ヒュッてなる。
今ここに展示されているものに限らず、普段我々が当たり前のように触れている情報も、調査員らが体を張った結果得られたものだと思うとなかなかに感慨深い。
タイタニック号のコーナーは大盛況

ディカプリオ氏主演の映画によって今もなお若い人にも知られているタイタニック号の悲劇。
このコーナーは人でいっぱいで正直あまりゆったりとは観賞できなかった(;^ω^)
上記写真は、タイタニック号で実際に使われていた階段の手摺でござる。
例の映画では感動のラストシーンに登場しており、かなり有名な模様。
触ることもできるので、訪れた際には是非物理的に肌で感じて下され。
他にも、当時使われていたデッキチェアや、レストランのメニュー表、船内地図など様々な展示を楽しむことができる。
デッキチェアは座ることができ、フォトスポットにもなっているので人の波が途切れた瞬間を狙ってどうぞ。
レストランのメニュー表やチケットからは、客室の等級によって値段や内容がどれくらい異なるのかがよく分かって面白い。
また、船内地図ではどこが何等客室でどのような階級の人が使用するか、どの位置が沈没時に最も危険だったかなどの説明書きがある。
コーナーを奥まで進んで行くと、当時の救命ボートのレプリカや犠牲者の遺体に関することなどが紹介されているのだが、これが読めば読むほどやるせなくなる。
特に、乗客の数に対して救命ボートが少なかったことや、無線による定時連絡のシステムが杜撰だったことなどを知ると、映画化によって感動的な悲劇のように選出されていることにある種の気味悪ささえ感じてしまう。
(※映画を批判しているわけではありません)
あの悲劇は確認と準備、対策を怠らなければ起こらなかった「人災」のように拙者は感じた。
おまけ:Titanic Grave Site


博物館でタイタニック号の悲劇に触れたところで、なんとハリファクスには実際に犠牲者を葬った墓地があるので後日訪問してみた。
場所はダウンタウンから北に離れた位置。
Fairview Lawn Cemetery(フェアビュー・ローン墓地)という墓地内の一部の区画がTitanic Grave Siteとなっている。
この観光名所は左写真の通り、死者を弔う厳粛な場所である。
というか、そもそも地域の一般の人の墓地でもある。
なので、迷惑行為は絶対NGでござる!!!!!
看板の注意書きの一番下とか見てみ。
『記念碑や墓石にもたれたり登ったりすな』
いやいや!
そんなことするわけないやん!
と思うのだが、実際にそういう人がいたからこういう注意書きあるんやろうな……(´・ω・`)
タイタニック墓地ということで、某映画ブームの後は一時かなりの観光客が訪れたらしい。
実際、タイタニックにまつわる名所を巡るツアーが設けられているため、特に休みの日なんかは人だかりができていることもある。
写真を撮ることはできるが、間違っても面白おかしく撮影することのないように!
名所であってもレジャーとしての観光地ではないので。
よろしく頼むぞい。
おわり
以上、海洋博物館およびタイタニック墓地の紹介でござった。
海が身近にあるNova Scotia州および州都Halifax。
これまでいくつかの観光名所を訪れてきたが、今回のMaritime Museum of Atlanticが案外一番「ハリファクスに来たぞい」感があった気がする。
海が身近だからこそ海を愛し、海を畏れる。
地元の人たちのそういう気持ちが伝わって来る、なかなかに学び深い訪問でござった。
また、博物館は日時によるものの両者とも無料で敷地内に入ることができる。
拙者のように「ワーホリに来たもののお金がない(^ω^)」という人にオススメでござる。
今後もハリファクスを始めとしたカナダのお出かけスポットの感想を細々とお届けしていく予定なので、興味のある人はまた次回以降も当サイトに足を運んでもらえると嬉しい。
ここまで読んでくれてありがとう。



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